まず、この写真をご覧ください
これは、先日四日市に行った時、塩浜駅の西口にある写真屋を撮ったものです。 何か 「みょうな点」 に気づかれましたか?
写真は ”真実を写す”、と書きますが、眼で見える風景に対して撮る範囲が限られており、写真に写らない外側の範囲が見えません。
意図するにせよ、意図しないにせよ、不要な部分を切り取るわけですから、真実を撮ったことにはならないのでは、との理屈をこねてみました。
例えば、観光地の写真は大変美しく、行きたい気持ちをそそりますが、実際にその現場に行って、その写真に写っていない外側の部分を含めて見て、がっかりする場合があります。
又、たとえば若い夫婦が陽光のあたるベンチで、楽しく会話している写真があったとしましょう。
この光景だけを眺めれば、平和なゆったりした時間が流れているようにみえますが、撮影範囲を広げて、その隣に車があり、チャイルドシートの小さな赤ちゃんが、顔を真っ赤にして泣いている光景まで写ったとしましょう。
状況は全く変わったものになります。
報道写真などでも、同様の事がいえるのでしょうね。
真実とは結構難しいものです。
一面から眺めていただけでは、本当の真実は見えてこないのでしょう。
あらゆる角度から眺めたり、考えることによって、全体の姿が浮かび上がってくるという、教訓でしょう。
もしかしたら、塩浜の写真屋は、何か深遠な理由で、この看板を上げているのではとも思います。
今度行ったときには、店長に是非、聞いてみたいと思います。
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